【丹波篠山市 一条工務店 塗装】施工難易度高め?一条工務店の外壁塗装で押さえるべき5つの注意点

はじめに

兵庫県丹波篠山市でも高気密・高断熱住宅として人気のある「一条工務店」。

性能重視で家づくりをする方から高い支持を集めており、「家は性能。」というキャッチコピーの通り、外壁や構造、断熱材に至るまで細部にこだわりが見られます。

しかし、一条工務店の家は“性能が良いから塗装の必要がない”というわけではありません。

むしろ、一般的な住宅とは違った構造や材料を用いているため、外壁塗装の際には施工知識と経験が求められます

この記事では、丹波篠山市で一条工務店の住宅にお住まいの方、あるいは塗装を検討中の方に向けて、「一条工務店の外壁の特徴」「塗装時の注意点」「失敗事例」「適した塗料・時期」などを解説し、後悔しない塗装工事のために押さえておくべき5つのポイントを紹介します。

一条工務店の家の外壁仕様とは?

一条工務店の多くの住宅で採用されているのが、「ハイドロテクトタイル」です。

これは、TOTOと共同開発されたセルフクリーニング機能を持つ外壁タイルで、光触媒の働きにより、太陽光で汚れを分解し、雨で洗い流すという高性能仕様。

さらに、以下のような特徴があります

  • 紫外線や雨風による劣化に強い
  • 長期にわたって色あせにくい
  • メンテナンスサイクルが長い

しかし、タイル表面は非常に緻密かつ特殊なコーティングが施されており、通常の塗装では密着しづらく、施工方法に高度な知識と技術が必要です。


塗装難易度が高い理由

一条工務店の家は“メンテナンスフリー”といわれることもありますが、実際には全くメンテナンスしないで良いわけではありません

特に塗装が必要になる箇所としては

  • 目地(コーキング)
  • サッシまわり
  • 屋根(瓦ではなくスレート系の場合)
  • 雨樋、破風、軒天などの付帯部
  • モルタル外壁の一部(オプションで選ばれているケース)

このように、一部では塗装が避けられず、高性能な住宅ゆえに中途半端な施工が命取りになります。


外壁材「ハイドロテクトタイル」への正しい対応

最大の注意点は、ハイドロテクトタイルを無理に塗装しないことです。

このタイルは汚れが付きにくく、そもそも塗料が密着しにくい素材です。

表面に光触媒コーティングがされており、塗装してもすぐに剥がれてしまう可能性があります。

間違った例

「外壁に色あせが見られるからタイルも塗り直そう」と安易に判断し、タイルの上から塗装してしまうと、1〜2年で剥離・浮きが発生することもあります。

正しい判断

  • タイルそのものには基本的に塗装不要
  • コーキングや目地の打ち替えだけで十分なケースが多い
  • どうしても色を変えたい場合は、専用プライマーと相性の良い塗料を使って、専門業者に依頼

外壁塗装の不要・必要の見極め

一条工務店の住宅は、使用される部材によって「塗装が必要な部分」と「不要な部分」が混在しています。

主に塗装が必要な場所

  • 窓枠や破風板などの付帯部
  • 雨樋
  • 木部(ウッドデッキや軒天など)
  • 屋根(瓦以外)

チェックすべき劣化症状

  • コーキングのひび割れ
  • 付帯部の色あせ・剥がれ
  • 雨樋のたわみや変形
  • 軒天の黒ずみ・カビ

タイル以外の部分には定期的な塗装が必要です。

逆に、タイル部分を塗ってしまうと本来の機能が損なわれてしまうため、状態をしっかり見極めることが求められます。


塗料の選定ミスが寿命を縮める

使用する塗料によって、外壁や付帯部の寿命は大きく左右されます。

適した塗料の例

  • フッ素塗料(耐候性が非常に高い)
  • 無機塗料(セルフクリーニング機能を持つもの)
  • シリコン塗料(コスパ重視の場合)

NGな塗料の例

  • 弾性塗料(通気性が悪く、一条工務店の家の構造と相性が悪い)
  • 汎用アクリル塗料(耐久性が低く、早期劣化のリスクあり)

また、塗料の選定は「部材ごと」に最適化する必要があります。

例えば、金属製の破風にはサビ止め処理と耐候性塗料、木部には防腐・防カビ性能が求められます。


塗装前の下地処理が不十分だと劣化が加速

高性能な塗料でも、下地処理が不十分では意味がありません。

一条工務店の住宅においては、以下のような下地処理が特に重要です:

  • コーキングの打ち替え(切って新しく打ち直す)
  • 高圧洗浄による汚れ・カビの除去
  • 塗装が必要な部位のケレン作業(古い塗膜やサビを落とす)

塗装が長持ちするかどうかは、下地処理の質にかかっていると言っても過言ではありません。


一条住宅に強い業者を選ぶことが重要

一条工務店の家は、一般的な住宅よりも構造・仕様が特殊です。

そのため、すべての塗装業者が対応できるわけではありません

以下の点をチェックしましょう

  • 一条工務店の住宅施工実績がある
  • ハイドロテクトタイルの扱いを熟知している
  • 塗装が不要な部位と必要な部位を説明してくれる
  • 下地処理や付帯部への対応が丁寧

丹波篠山市のような地域密着型の業者で、一条工務店の施工経験があるところを選ぶと、無駄な塗装を防ぎ、結果的にコストも抑えられます。


丹波篠山市の気候と一条工務店住宅の相性

丹波篠山市は、夏は高温多湿、冬は氷点下まで気温が下がる地域です。

さらに雨や雪の日も多く、外壁にとっては非常に過酷な環境。

一条工務店の住宅は、こうした気候にも対応する断熱・気密性能を持っていますが、外部はやはり定期的な保護が必要です。

特に注意したいのは

  • 北面のカビ・苔の繁殖
  • 冬場の凍結と乾燥による目地の割れ
  • 日当たりの少ない面での劣化進行

このような環境に対応するには、長寿命かつ防カビ・防藻性能のある塗料が望まれます。


よくある失敗例とその対策

訪問業者に言われるがまま外壁タイルを塗装してしまった

→ → 剥離が発生。元のタイル機能が損なわれた

対策:タイルは基本塗装不要。再塗装する場合は専門業者に相談。


一般住宅向けの塗料を使って耐久性が持たなかった

→ → 3年ほどで色あせ、ひび割れが発生

対策:建材と塗料の相性を必ずチェック。高耐候塗料を選ぶ。


下地処理を軽視し、塗膜が早期に剥がれた

→ → 結果的に塗り直し費用が発生

対策:見積もりに「高圧洗浄・ケレン・シーリング打ち替え」が含まれているか要確認。


まとめ

一条工務店の住宅は、性能・デザインともに高品質ですが、それゆえに塗装にも高度な知識と経験が求められます

特に外壁タイル(ハイドロテクトタイル)を不用意に塗ってしまうと、本来の性能が台無しになり、逆に劣化を早めてしまうことも。

塗装が必要な箇所・不要な箇所を正しく判断し、部材ごとに最適な塗料と施工方法を選ぶことが重要です。

そして、丹波篠山市の気候に適応した塗装プランを提案できる、一条工務店に強い地元業者を選ぶことで、安心・長持ちのリフォームを実現できます。

あなたの大切な住まいを守るために、正しい情報と確かな技術を持ったパートナーとともに、外壁塗装を成功させましょう。

確かな実績と完全自社施工の外壁・屋根塗装専門店

丹波篠山市を拠点とし関西全域で活動しているトラストハウスは15年前に足場屋として設立しました。
当時は外壁塗装工程の一部である足場の組み立てだけを行っていましたが塗装後に足場を解体する際、綺麗になったお家を見たお客様のすごく嬉しそうな顔を見て、そんな素敵な工事に携われていることに喜びを感じていました。

その後ベテランの職人とのご縁があり、現在は足場設置から外壁・屋根塗装工事、その後のアフターフォローまで全て自社で行っています。
今では、ありがたいことに広告を打たなくても紹介や口コミで工事を任せていただけるまで成長致しました。

多くの賞をいただけるようになった私たちトラストハウスですが、これからもお客様の力になれるように日々学び・行動し続け、どこよりも質の高い工事とお客様に寄り添った価格を追求し続けます。

ご不明な点などございましたらお気軽に
「トラストハウス」へぜひ一度ご相談ください!!

最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございます。

もし分からない事やご不明点などございましたら、「トラストハウス」までお問合せ下さい。
お問合せ時、相談時に決して無理な営業は行ないません。

万が一、無理な営業などが有りましたら弊社までお声掛けいただけますと幸いです。
今後とも丹波篠山市の外壁塗装・屋根塗装専門店トラストハウスをどうぞよよろしくお願いいたします。

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