【丹波市 屋根塗装と瓦の相性】瓦屋根の塗装は必要?メンテナンスのポイント

はじめに

丹波市にお住まいの皆さまにとって、ご自宅の屋根は雨風や紫外線から日々の暮らしを守ってくれる大切な存在です。

なかでも、瓦屋根は日本の伝統的な家屋によく使われており、風情ある外観と高い耐久性を兼ね備えています。

しかし、そんな瓦屋根に対して「塗装が必要なのか?」と疑問をお持ちの方も少なくありません。

本記事では、瓦屋根の種類や特徴、塗装が必要な場合・不要な場合の違い、メンテナンスの具体的な方法について詳しく解説していきます。


瓦屋根の基本と種類

瓦屋根とは?

瓦屋根は、日本家屋に古くから用いられてきた屋根材で、その耐久性と断熱性の高さから、現在でも多くの住宅で採用されています。

重厚な見た目は家全体の印象を引き締める効果があり、美観の面でも高い評価を得ています。

瓦の種類

瓦にはいくつかの種類があり、それぞれ塗装の必要性が異なります。

粘土瓦(日本瓦)

伝統的な瓦で、釉薬(うわぐすり)をかけて高温で焼き上げるため、耐久性に優れています。表面がガラス質になっており、塗装の必要が基本的にありません。

セメント瓦

セメントを主成分とした瓦で、表面に塗装が施されているタイプです。年月とともに塗膜が劣化するため、定期的な再塗装が必要です。

モニエル瓦

セメント瓦の一種で、特殊な塗装(スラリー層)があるタイプです。塗装時にこの層の処理を適切に行わないと、塗膜の密着が悪くなり、剥がれの原因になります。


瓦屋根に塗装が必要なケース・不要なケース

塗装が「不要」な瓦

釉薬瓦(日本瓦)は、塗装する必要はありません。

高温で焼き固められているため、風雨に強く、塗膜による保護が不要です。

表面の色や光沢も長年保たれるため、基本的にはメンテナンスは掃除や補修のみで十分です。

塗装が「必要」な瓦

セメント瓦やモニエル瓦は、表面の塗装が時間とともに劣化していくため、再塗装が必要になります。

塗膜が剥がれたまま放置すると、瓦そのものが吸水しやすくなり、内部から劣化が進んでしまいます。

定期的な再塗装で、美観と耐久性を維持することが大切です。


セメント瓦・モニエル瓦の劣化サイン

色あせ・変色

塗膜が劣化しているサインの一つが、全体的な色あせや変色です。

紫外線や雨風によって、表面の塗装が剥がれていくと、本来の色がくすんで見えるようになります。

苔やカビの発生

塗膜が薄くなって防水性が落ちると、瓦の表面に水分が滞留しやすくなり、苔やカビが発生する原因になります。

美観だけでなく、滑りやすくなるため危険も伴います。

ひび割れ・欠け

瓦の表面に細かいヒビが見られる場合、塗膜による保護機能が機能していない可能性があります。

放置すると、ヒビが広がり、雨漏りの原因にもなります。


塗装前の確認ポイント

瓦の種類を正確に把握する

屋根の見た目だけで瓦の種類を判断するのは難しいこともあります。

セメント瓦と日本瓦は一見似ていることがありますので、プロによる点検を依頼し、正確な材質を確認することが重要です。

スラリー層の処理が必要な場合も

モニエル瓦の場合、塗装前に特殊なスラリー層を除去しなければ塗膜が密着しません。

これを怠ると、せっかく塗ってもすぐに剥がれてしまいます。経験豊富な業者に依頼することが必須です。


屋根塗装のメリット

防水性の向上

塗装によって瓦の表面に新たな防水層を作ることができ、雨水の浸入を防ぎます。

セメント瓦にとっては塗装が防水機能そのものとなるため、非常に重要です。

美観の回復

色あせや汚れで古びた印象になった屋根も、塗装によって新品同様に蘇ります。

外壁と一緒に塗装することで、住宅全体の統一感もアップします。

耐久性の維持

塗装することで、紫外線や風雨による劣化を防ぎ、瓦自体の寿命を延ばすことができます。

定期的な塗装メンテナンスは、長期的に見てコストパフォーマンスに優れた選択です。


屋根塗装のタイミング

一般的には、セメント瓦やモニエル瓦の場合、10〜15年ごとの再塗装が推奨されています。

もちろん立地条件や気候、過去のメンテナンス状況によっても前後しますが、10年を過ぎたあたりで専門業者に点検してもらうのが安心です。


塗装が向いていないケースもある

瓦がすでに大きく割れていたり、下地である野地板が傷んでいたりする場合は、塗装ではなく葺き替え(屋根の交換)が適していることもあります。

塗装だけでは根本的な問題を解決できないため、業者とよく相談して判断するようにしましょう。


業者選びのポイント

丹波市で屋根塗装を依頼する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 地元での施工実績がある
  • 瓦屋根の塗装経験が豊富
  • モニエル瓦のスラリー層に関する知識がある
  • 下地処理や使用塗料について丁寧な説明がある
  • 見積もりが明瞭で、不明瞭な追加費用がない

また、屋根塗装は高所作業を伴うため、安全対策がしっかりしている業者であることも大切です。


自分でできる簡単メンテナンス

定期的な点検や掃除は、専門業者に依頼しなくてもできる範囲もあります。

たとえば、地上から屋根の様子を双眼鏡などで観察し、色あせや苔の有無をチェックすることで、劣化の兆候にいち早く気づくことができます。

ただし、屋根に直接登るのは非常に危険ですので、必ず専門業者に相談してください。


まとめ

瓦屋根に塗装が必要かどうかは、その瓦の種類によって大きく異なります。

日本瓦(釉薬瓦)のように塗装不要なものもあれば、セメント瓦やモニエル瓦のように塗装メンテナンスが必要なものもあります。

ご自宅の屋根材を正しく把握し、適切なタイミングでの点検や塗装を行うことで、屋根の寿命を延ばし、美しい住まいを保つことができます。

丹波市で屋根塗装を検討されている方は、まずは信頼できる専門業者に相談し、ご自宅の状態をしっかり確認することから始めてみてください。

住まいを長く快適に保つためにも、屋根のメンテナンスは欠かせない大切な作業です。

確かな実績と完全自社施工の外壁・屋根塗装専門店

丹波篠山市を拠点とし関西全域で活動しているトラストハウスは15年前に足場屋として設立しました。
当時は外壁塗装工程の一部である足場の組み立てだけを行っていましたが塗装後に足場を解体する際、綺麗になったお家を見たお客様のすごく嬉しそうな顔を見て、そんな素敵な工事に携われていることに喜びを感じていました。

その後ベテランの職人とのご縁があり、現在は足場設置から外壁・屋根塗装工事、その後のアフターフォローまで全て自社で行っています。
今では、ありがたいことに広告を打たなくても紹介や口コミで工事を任せていただけるまで成長致しました。

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