屋根や壁に使えるアクリル板の選び方とメリット
- 0.1. はじめに
- 0.2. アクリル板の特徴
- 0.2.1. 高い透明性
- 0.2.2. 優れた耐候性
- 0.2.3. 耐衝撃性が高い
- 0.2.4. 軽量で施工しやすい
- 0.2.5. カラーバリエーションが豊富
- 0.3. アクリル板の種類
- 0.3.1. キャスト(鋳造)アクリル板
- 0.3.2. 押出(エクストルージョン)アクリル板
- 0.3.3. 耐衝撃アクリル板
- 0.3.4. UVカットアクリル板
- 0.4. 屋根や壁に適したアクリル板の選び方
- 0.4.1. 用途に応じた選定
- 0.4.2. 厚みの選定
- 0.4.3. 色とデザイン
- 0.5. 施工のポイント
- 0.5.1. 下地の確認
- 0.5.2. 取り付け方法
- 0.5.3. 施工時の注意点
- 0.6. まとめ
- 0.7. 確かな実績と完全自社施工の外壁・屋根塗装専門店
- 0.8. ご不明な点などございましたらお気軽に 「トラストハウス」へぜひ一度ご相談ください!!
はじめに

建材としてのアクリル板は、その透明性や耐久性の高さから、屋根や壁などのさまざまな用途で使用されています。
住宅や店舗、工場、施設などで活用されるほか、DIYにも人気の素材です。
しかし、アクリル板には種類があり、用途に応じた適切な選択が求められます。
本記事では、屋根や壁に使用できるアクリル板の種類や特徴、選び方、そして施工のポイントについて詳しく解説します。
適切なアクリル板を選ぶことで、耐久性の向上やコスト削減を実現し、快適な空間づくりが可能になります。
アクリル板の特徴
アクリル板は、合成樹脂の一種である「ポリメタクリル酸メチル(PMMA)」を原料とするプラスチック板です。
ガラスの代替材料として広く使われており、優れた透明度や耐久性を持っています。
高い透明性
アクリル板の最大の特徴は、その透明度の高さです。
ガラスよりも光の透過率が高く、約92%の透過率を誇ります。そのため、採光性を求める屋根や壁に最適です。
優れた耐候性
アクリル板は紫外線や風雨に強く、屋外で使用しても劣化しにくい特徴があります。
長期間使用しても黄ばみにくく、美しい状態を保つことができます。
耐衝撃性が高い
ガラスと比べると、アクリル板は約10倍の耐衝撃性を持っています。
そのため、屋根や壁に使用しても割れにくく、安全性が高い建材として人気があります。
軽量で施工しやすい
アクリル板はガラスよりも軽量であり、運搬や施工がしやすい点もメリットです。
加工も容易で、DIYにも適しています。
カラーバリエーションが豊富
透明タイプのほかに、半透明(乳白色)やカラータイプのアクリル板もあり、デザインの幅が広がります。
プライバシー保護や装飾目的にも活用できます。
アクリル板の種類
アクリル板にはさまざまな種類があり、用途に応じて適切なものを選ぶことが重要です。
キャスト(鋳造)アクリル板
特徴:
- 高い透明度と優れた耐候性を持つ
- 厚みの均一性が高く、歪みが少ない
- 切断や穴あけ加工がしやすい
用途:
- 屋根や外壁の採光パネル
- 店舗や施設のパーテーション
- 高品質なディスプレイや看板
押出(エクストルージョン)アクリル板
特徴:
- コストが比較的安く、大量生産向き
- キャストアクリル板に比べると耐候性がやや劣る
- 加工性が高く、曲げ加工に適している
用途:
- 室内パネルや仕切り
- DIY向けの建材
- 曲面加工が必要な場所
耐衝撃アクリル板
特徴:
- 通常のアクリル板よりも耐衝撃性が高い
- 割れにくく、安全性が求められる場所に適している
用途:
- 学校や公共施設の壁材
- 防犯対策が必要な窓や扉
- 屋外の看板や標識
UVカットアクリル板
特徴:
- 紫外線をカットし、日焼けや色あせを防ぐ
- 屋外での長期使用に適している
用途:
- 屋根の採光パネル
- 窓やベランダの防護板
- 美術館や博物館の展示ケース
屋根や壁に適したアクリル板の選び方
用途に応じた選定
屋根には、透明度が高く耐久性のある「キャストアクリル板」や「UVカットアクリル板」が適しています。
外壁には「耐衝撃アクリル板」や「半透明のアクリル板」が向いています。
厚みの選定
アクリル板の厚みは用途によって異なります。
- 屋根: 3mm~5mm
- 外壁パネル: 5mm~10mm
- 防護用パネル: 8mm以上
色とデザイン
デザイン性を重視する場合は、カラーアクリル板や半透明タイプを選ぶと良いでしょう。
プライバシーを守りたい場合は、乳白色やすりガラス風のアクリル板もおすすめです。
施工のポイント
下地の確認
アクリル板を取り付ける際は、しっかりとした下地が必要です。
木材や金属フレームを使用して安定した固定を行いましょう。
取り付け方法
- 固定には、ビスやボルトを使用し、アクリル板に過度な負荷がかからないようにする
- 温度変化による伸縮を考慮し、少し余裕を持たせて固定する
- 接着剤を使用する場合は、アクリル専用のものを選ぶ
施工時の注意点
- 強風時や雨の日は施工を避ける
- アクリル板は熱に弱いため、高温になる場所には適さない
- 固定の際に過度な力を加えると、ひび割れや変形の原因になる
まとめ
アクリル板は、屋根や壁の建材として非常に優れた素材です。
高い透明性や耐候性、耐衝撃性を活かし、住宅や店舗、施設などさまざまな場所で活用できます。
適切なアクリル板を選ぶことで、採光性の向上や建物の耐久性アップが可能になり、快適な環境を維持することができます。
施工のポイントを押さえ、最適なアクリル板を活用して、安全で美しい屋根や壁を実現しましょう。
確かな実績と完全自社施工の外壁・屋根塗装専門店
丹波篠山市を拠点とし関西全域で活動しているトラストハウスは15年前に足場屋として設立しました。
当時は外壁塗装工程の一部である足場の組み立てだけを行っていましたが塗装後に足場を解体する際、綺麗になったお家を見たお客様のすごく嬉しそうな顔を見て、そんな素敵な工事に携われていることに喜びを感じていました。
その後ベテランの職人とのご縁があり、現在は足場設置から外壁・屋根塗装工事、その後のアフターフォローまで全て自社で行っています。
今では、ありがたいことに広告を打たなくても紹介や口コミで工事を任せていただけるまで成長致しました。
多くの賞をいただけるようになった私たちトラストハウスですが、これからもお客様の力になれるように日々学び・行動し続け、どこよりも質の高い工事とお客様に寄り添った価格を追求し続けます。
ご不明な点などございましたらお気軽に
「トラストハウス」へぜひ一度ご相談ください!!
最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございます。
もし分からない事やご不明点などございましたら、「トラストハウス」までお問合せ下さい。
お問合せ時、相談時に決して無理な営業は行ないません。
万が一、無理な営業などが有りましたら弊社までお声掛けいただけますと幸いです。
今後とも丹波篠山市の外壁塗装・屋根塗装専門店トラストハウスをどうぞよよろしくお願いいたします。
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