屋外にも使える!アクリル板の耐候性とメンテナンス方法
- 0.1. はじめに
- 0.2. アクリル板の耐候性とは?
- 0.2.1. アクリル板の基本的な特徴
- 0.3. 耐候性に影響を与える要因
- 0.3.1. 紫外線(UV)の影響
- 0.3.2. 温度変化
- 0.3.3. 雨や湿度の影響
- 0.3.4. 物理的な衝撃や摩耗
- 0.4. 屋外でアクリル板を使用する際のポイント
- 0.4.1. 屋外使用に適したアクリル板の種類
- 0.4.2. 1. UVカット加工アクリル板
- 0.4.3. 2. 耐候性アクリル板
- 0.4.4. 3. 厚みのあるアクリル板(5mm以上)
- 0.4.5. アクリル板の適切な設置方法
- 0.5. アクリル板のメンテナンス方法
- 0.5.1. 定期的な清掃が長持ちのカギ
- 0.5.2. 紫外線対策
- 0.5.3. 傷がついた場合の対処法
- 0.6. まとめ
- 0.7. 確かな実績と完全自社施工の外壁・屋根塗装専門店
- 0.8. ご不明な点などございましたらお気軽に 「トラストハウス」へぜひ一度ご相談ください!!
はじめに

アクリル板は、透明度が高く、美しい光沢を持つプラスチック素材であり、建築やDIY、看板、窓パネルなどさまざまな場面で活用されています。
屋内での使用はもちろんのこと、「アクリル板は屋外でも使えるの?」と疑問を持つ方も多いでしょう。
結論から言うと、アクリル板は紫外線や雨風に強い特性を持っており、屋外でも十分に使用可能な素材です。
しかし、長期間屋外で使用すると、劣化や変色が起こる可能性があるため、適切な設置やメンテナンスを行うことが重要です。
本記事では、アクリル板の耐候性や屋外で使用する際のポイント、長持ちさせるためのメンテナンス方法について詳しく解説します。
アクリル板の耐候性とは?
アクリル板の基本的な特徴
アクリル板(アクリル樹脂板)は、ポリメチルメタクリレート(PMMA)という合成樹脂を主成分とするプラスチック素材です。
以下のような特徴を持っています。
✅ 高い透明度(光透過率約92%)
✅ ガラスの約10~15倍の耐衝撃性
✅ 軽量で加工しやすい
✅ 耐薬品性があり、劣化しにくい
✅ 紫外線(UV)に比較的強い
このように、アクリル板は屋内外問わず使用しやすい優れた素材です。
耐候性に影響を与える要因
アクリル板の耐候性は、以下の要因によって変わります。
紫外線(UV)の影響
アクリル板は、一般的なプラスチックと比べて紫外線に強いですが、長期間紫外線にさらされると劣化(黄ばみやヒビ割れ)が進む可能性があります。
特に、UVカット加工が施されていないアクリル板は、日光による影響を受けやすくなります。
温度変化
アクリル板の耐熱温度は約80~100℃と比較的高めですが、急激な温度変化(例えば、真夏の日中と夜間の気温差)が続くと、膨張・収縮による歪みやヒビ割れが発生することがあります。
雨や湿度の影響
アクリル板は吸水率が低いため、水分による劣化はほとんどありません。
しかし、表面にホコリや汚れが溜まると、雨水と反応して汚れが固着しやすくなるため、適切な清掃が必要です。
物理的な衝撃や摩耗
ガラスよりは割れにくいものの、鋭利な物が当たると傷がつきやすいため、風の強い場所に設置する際は飛来物によるダメージを考慮する必要があります。
屋外でアクリル板を使用する際のポイント
屋外使用に適したアクリル板の種類
屋外で使用する場合、以下のような種類を選ぶとより長持ちします。
1. UVカット加工アクリル板
紫外線をカットする特殊な加工が施されており、変色や劣化を抑える効果があります。
看板や窓パネルなど、日光が当たりやすい場所での使用に最適です。
2. 耐候性アクリル板
通常のアクリル板よりも耐久性が高く、屋外でも長期間使用できるよう設計されています。
特にテラスの屋根や外壁パネルなど、長期間設置する場所に向いています。
3. 厚みのあるアクリル板(5mm以上)
厚みがあるほど強度が増し、風圧や衝撃に対する耐久性が向上します。
屋外で使用する場合は、薄いものより厚みのあるものを選ぶのがポイントです。
アクリル板の適切な設置方法
✅ 直射日光を避ける配置
長時間直射日光が当たると、表面温度が上昇し、膨張・変形の原因になります。
UVカット加工のものを選ぶか、部分的に日陰を作ると良いでしょう。
✅ しっかり固定する
強風による振動やバタつきを防ぐため、固定方法には注意が必要です。
特に、穴を開けてボルトで固定する場合は、膨張・収縮を考慮し、若干余裕を持たせた取り付けを行うことが重要です。
✅ 水はけを考慮する
雨水が溜まると汚れやコケが発生しやすいため、適度な傾斜をつけて設置することで、清掃の手間を減らせます。
アクリル板のメンテナンス方法
定期的な清掃が長持ちのカギ
汚れが付着すると、見た目が悪くなるだけでなく、劣化を早める原因になります。
✅ おすすめの清掃方法
- 柔らかい布とぬるま湯で拭く(乾いた布はNG)
- 中性洗剤(食器用洗剤など)を薄めて使用する
- 静電気防止スプレーを使う(ホコリの付着防止)
🚫 NGな清掃方法
- アルコールやシンナーで拭く → ひび割れや白濁の原因に
- 研磨剤入りのスポンジを使う → 表面に傷がつく
紫外線対策
UVカットスプレーを定期的に塗布すると、紫外線による黄ばみを防ぐことができます。
傷がついた場合の対処法
軽い傷なら、アクリル専用の研磨剤やコンパウンドで磨くことで、目立たなくできます。
まとめ
アクリル板は、耐候性が高く屋外でも使用可能ですが、適切な設置とメンテナンスが重要です。
🔹 屋外使用のポイント
✅ UVカット加工のものを選ぶ
✅ 直射日光や強風を避ける配置にする
✅ 定期的な清掃を行い、静電気対策をする
正しくメンテナンスすれば、アクリル板は屋外でも長期間美しさを維持できます。
ぜひ、この記事を参考に屋外でのアクリル板の活用を検討してみてください!
確かな実績と完全自社施工の外壁・屋根塗装専門店
丹波篠山市を拠点とし関西全域で活動しているトラストハウスは15年前に足場屋として設立しました。
当時は外壁塗装工程の一部である足場の組み立てだけを行っていましたが塗装後に足場を解体する際、綺麗になったお家を見たお客様のすごく嬉しそうな顔を見て、そんな素敵な工事に携われていることに喜びを感じていました。
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ご不明な点などございましたらお気軽に
「トラストハウス」へぜひ一度ご相談ください!!
最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございます。
もし分からない事やご不明点などございましたら、「トラストハウス」までお問合せ下さい。
お問合せ時、相談時に決して無理な営業は行ないません。
万が一、無理な営業などが有りましたら弊社までお声掛けいただけますと幸いです。
今後とも丹波篠山市の外壁塗装・屋根塗装専門店トラストハウスをどうぞよよろしくお願いいたします。
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